ASG-CM31のGPS機能はかなりいい加減である

GPSサイコンの精度

以前より気になっていたサイコン(ASG-CM31)のGPSの精度はどのくらいが普通なのだろうかと考えていました。というのも私は他にGPS機能を持った機械などを使用したことがなく、せいぜいカーナビを少し触ったくらいでしょうか。

車であれば多少GPSの精度が低くても構わないと思います。そもそも走るスピードがロードバイクなどとはけた違いですので、多少の誤差は気にならないからです。

しかし、このASG-CM31ではまず私の住んでいるマンションの室内ではGPSを感知すらしません。それでも、一番窓際まで行くと何とか拾うのですがそれもかなりいい加減なのです。たとえば窓のところのおいてあるだけで全く動かない状態なのにスピード表示が勝手に進んでしまっているのです。そして、ログを見ると私は夢遊病者のようにあちこちをうろうろとさまよっているかのような軌跡をたどっていました。

まぁこれも何とか許範囲といえなくもありません。というのはこのサイコンでは別売りのスピードセンサーを取り付けていればスピード表示に関してはこのセンサーが優先されるようでおかしなスピードが表示されることもないからです。

ですが、やはり商品としてはまずいレベルのGPSではないかという新たな問題に気が付きました。

それはこのASG-CM31が自転車専用ではなくハンディGPSとして「ウォーキング」や「ランニング」の使用にも対応している品物だからです。

私は今までロードバイクでのみこれを使用していて気が付かなかったのですが、一度ものは試しにと思いウォーキングで使用してみたのです。その結果は驚くべきものでした。

ウォーキング、つまり歩いているときにはとりあえず問題ないレベルかなと思います。常に一定ペースで歩いているのに3~8km/hと幅のある速度を表示してくれますが、ある程度歩いた平均速度として考えればそんなにおかしなスピードにはならないからです。

しかし、一番の問題は私が停止してもスピードが0にならないということです。スピードが0にならない限り当然タイム計測も進み続け、平均速度などにも影響してきます。何よりも停止しているにもかかわらずどんどんと距離が加算されていくのがおかしい。

この時確認した限りでは信号待ちの時に0.3~0.5km/hのスピードになっていました。たとえ0.3km/hでも1時間で300m進むことになります。また、建物の中などに入るとさらにこの症状は悪化するようでした。

たとえば、試しにコンビニの店内に入り窓際で表示を見ていると、この時には2km/h前後で変動していました。ここまでくるとその誤差はかなりのものです。

この問題を解決する方法はないかと考え、その時は自動ポーズ機能を使ってみました。自動ポーズ機能には停止時に自動的にタイム計測を止めることが可能なのですがスピードが0になることがないので全く役に立ちません。そこで、自分で条件を設定してみました。今回は最初に症状を確認したときの数値で0.3km/h以下になった場合に自動ポーズが働くようにしました。しかし、その後停まった時に表示を見る限り0.3km/hではそれ以上のスピードが表示されてしまうことも多くそこまで有効ではないかなという印象でした。

GPSというのはもっと正確にできないものなのでしょうか。正直、これではウォーキングには全く使えないレベルだと感じています。また、ウォーキングで使った時もロードバイクで使った時でもログをパソコンに取り込んでみた時には速度表示がさらにいい加減で、停止時間はないに等しくなってしまっています。せっかくデータをとっても何の意味もないデータにしかならないので、解析する意味もなさそうです。

もうちょっとユピテルには頑張ってほしいものです。