ZXRSの実物を見てきた

TIMEのZXRS

土曜日にアウグーリオのブログを見ていると、なんとTIMEの新型ZXRSが関西ではおそらく最速であろうという入荷情報がのっていました。そこで、ブログを見た瞬間にさっそく実物を見に行ってみることにしました。

いろいろとまじまじ見ながら話を聞いていましたが、基本的にはそこまで大きな変更はないようです。RXRSとかなり似ているのですが、違う部分もいくつかあるようです。

パッと見ただけでも次のような部分が変わっていました。

1.ヘッドチューブ

もともとTIMEはカーボンフレームを得意として作ってきたメーカーなのですが、フレームを作り技術は「ラグ」という方法で作っていたそうです。しかし、このZRXSはここだけモノコックで作られているのだとか。しかし、私はいまだにラグやらモノコックが何を意味するのか知りませんでした。ここで質問して聞いてみることに。

ラグというのはそれぞれ別に作って後からくっつける方法だそうで、モノコックは最初からこの形として作ってしまうのだそうです。いったい何の違いがあって変更したのかもついでに聞いてみました。

もともとこのTIMEはフランスのメーカーなのですが、フランス車にはイタリア車と比べて違う点があったのだとか。それは剛性の違いだそうです。今回ここをモノコックにして作ったのはヘッドチューブ周りの剛性を高めるためだといいます。

なぜ剛性を変えてきたのかというと、元来フランス車は下りを下っている時にヒラヒラと舞うような感覚があり、イタリア車はシャキッと下っていくような特徴があるとか。どちらもそれぞれいい点があり、シャキッと下るイタリア車ではまるでレールの上を走っているかのようにスッとカーブを曲がることができる反面、何かあった時のとっさのときの反応としてはレールから飛び出すようなもので車体の扱いが難しいのだそうです。

対してフランス車はヒラヒラと舞うような感じで下るためとっさのときのバイクコントロールも柔軟に対応しやすいのですが、いかんせんヒラヒラ舞う走りはふらついているようなイメージを与えていることにもなっていたそうです。そのため、今回のTIMEは今までの柔軟性も残しつつ剛性を高めて下りの安定感を出そうとしているそうです。

2.トップチューブ

この画像では判断しづらいですが、矢印の先はかなり膨らんでいました。もともとRXRSもエアロ効果を意識してかここにでっぱりはあったのですが、今回のZXRSではまるで「ちからこぶかよ!」と突っ込みを入れたくなるほどの盛り上がりを見せていました。まるでラクダのようです。

3.チェーンステー

こちらも画像では見えにくいですが以前までと比べてかなり形が変わっていました。今までのRZRSも太い感じがあったのですが、さらにくびれて上面が太くなった感じです。

たとえるならば「八の字」とような形になっていました。ですが、左右ともまがっているけれども左側のほうが曲がりがきつかったです。これには何の意味があるのか聞くのを忘れていました。

見た瞬間に「スピードセンサーやケイデンスセンサーが取り付けにくそうな形だ」と思ってしまいました。結束バンドでがっちりと固定するならいいのかもしれませんが、シグマのサイコンのようにゴムをひっかけるのはずれたりしないかなと思いました。

4.シートチューブ

シートチューブというかシートポストというのかよくわかっていませんが、TIMEのRXRSなりZXRSはサドルの高さに合わせて4番の部分を切ることになります。ここを切り落として自分のサドル高に合うように調整していくため、失敗は許されないところでもあります。

で、この部分を高さが合うように切っていくのですがむかしのRXRはこの部分に結構大きな文字が書き込まれていました。そのため、高さの調節で切っていったら文字が切れてしまったという話も聞きました。その点はRXRSのときには考慮されたようで文字の大きさが調節されて切っても余裕ができるようになっていました。

しかし、今回のZXRSはパッと見た感じ結構上のほうにまで文字が来ているように感じました住田さんにも指摘すると確かにその通りかもと言っていました。あまり大きなサイズを買ってサドルを下げざるを得なくなった場合などは文字まで切らざるを得ないことになるかもしれません。買う人は注意が必要かなと思いました

その他

走りは何か変わったのかも聞いた見ましたが、住田さん自身は乗っていないようです。展示会で乗った人に言わせれば、正直RXRSとそこまで大差はないだろうとのことでした。しかし、ホイールによっては走りがぐっと変わるそうです。自分に合ったホイールを使えば(人によって違うそうです)劇的に走りが変わるかもとのことです。話半分で聞いておいたほうがいいなと言いながら二人で笑っていました。

しかし、近くにショップがあると面白い品がすぐに見に行けるので面白いなと思いました。また、変わった品でもあればのぞきに行こうと思いました。