ロードバイクレースの超ビギナーレベルのスピードについて

クリテリウムにて

ロードバイクを購入すると当初は乗っているだけでも楽しい日々が続きます。

しかし、だんだんとそれに慣れてくると人間は恐ろしいものでもっと刺激を求めるようになり始めてしまいます。

次第に走る距離は馬鹿みたいに伸びていき、もはや一般人から見ると頭がおかしくなってしまったのかというくらいの長距離を走る人も少なくありません。

そのほかにもいろいろな楽しみ方があり、そのうちの一つに「ロードレース」というものがあります。たくさんのロードバイク乗りと一斉にスタートして誰が一番最初にゴールテープを切るかを競い合うという遊びが日本全国で行われています。ロードバイクを手にしたものは少なからず「一度くらいレースに出てみようかな」と考えることでしょう。

ということで、私もロードレースに出てみようかなという気持ちが芽生え始めてきました。実際はまだ一度たりともレースに参加したことはありません。

そこで、どこか近場でだれでも参加できるようなロードレースはないものかと思い探してみると、奈良県で行われている花吉野クリテリウムというものを見つけました。

花吉野クリテリウム

ロードレースにもいろいろな種類があり、山を登るヒルクライムなどのほかに一定のコースを何周もする周回レースとしてクリテリウムというものが存在します。基本的には多少のアップダウンがありますがベースは平坦のレースということで、集団で既定の周回を走り最後にスプリント勝負を行い一番を決めるということになります。

さて、以前ベテランライダーさんに聞いた話では「ロードレースに出るならヒルクライムのほうがいい」ということでした。その理由は各選手の実力差がつきやすく選手間の間隔がバラバラに離れやすく、かつ走行スピードも低いので落車などによる怪我のリスクが少ないからというものでした。

対して、クリテリウムのほうは比較的最終局面まで集団がまとまったまま残りやすく、一斉にスプリントという名の前を見ずに好き勝手にもがく行為が行われるため落車のリスクは高くなってしまうようです。スプリントに限らず集団内で落車が起こった場合はその後方を走っている選手も巻き込まれて落車してしまうことが多々あります。

この集団内の落車に巻き込まれないようにリスクを減らすためにはなんといっても「前のほうで走る」ということが大切なようです。前に人がいなければ巻き込まれることもありませんから。

で、気になるのがその集団の走行スピードがどのくらいになるかということです。ロードレースは基本的に各選手のレベルに合わせて参加できるカテゴリーに分かれてレースが行われますので、初めて参加するという超ビギナー(レース経験3戦以内まで)のスピードをチェックしてみました。

結果は超ビギナー選手で2.1km×5周(10.5km)は上位選手ならば38km/h以上で、真ん中の順位を取ろうとしても37km/hは必要なようです(参照)。

距離は短いとはいえ周回コースでカーブも多いコースでこの速度というのはかなり速いのではないかなと感じてしまいました。

2013年3月に行われた花吉野クリテリウムに参加された人がこのようにいっていました。

当然、カテゴリーC5にエントリー。「レース経験3戦目までの超ビギナー対象」とのクラス設定だから安心ですね。ですが、フタを開けてみると、、みなさんほんとに超ビギナーですか??いや、超ビギナーはカーボンディープリムとか履きませんよね?・・・つまるところ、ビギナーはビギナーなんだけど、わざわざホビーレースに参加してやろうというレース志向の方たちのなかの、ビギナーなんだな、と納得。

当たり前と言えば当たり前ですが、レースに出ようなんて人のほとんどは「のんびり走ろう」とは考えてはいないということです。

初心者の集まりだから自分も走れるだろうと思っていたら痛い目に合うことになるのだなと思いました。ビギナーという言葉に騙されてはいけないと、気を付けないといけないなと思いました。