スマートフォンで心拍数を測ってみた

ANT+に対応したスマホ

すっかり忘れてしまっていたのですが、私の購入したスマホはANT+に対応しているようです。これはスマホの中ではごく一部のものにしか使えない機能になっているようです。

というのもANT+を使用するには専用のアプリをインストールするだけではだめなようで、端末側に専用のチップが入っていないと信号を受信できません。エクスぺリアacroにはこのチップが搭載されているということでANT+を受信できるようです。

ちなみに専用のアプリというのはANT Radio Serviceというもので、プリインストールされています。しかし、ロードバイク乗りでもなければANT+がなにかも知りませんので、意味不明なアプリが最初から入れられていると感じてレビューには辛辣なコメントがたくさん書き込まれていました。

それが原因かどうかはわかりませんが、なんとエクスぺリアacroの後継機、つまり最新機種のエクスぺリア(VL、AX)にはANT+を受信するチップが搭載されていないようです。つまり最新のものを購入すると心拍数を測ることはできなくなってしまいます。残念。もう少し一般人にも心拍管理をした運動が広がればいいのですが。これからほかの機種に増えてくれることを期待しています。

さて、ANT+ですがこれは機器 同士を接続するネットワーク機器向けの規格のことであり、近距離の通信に限られますが、超低消費電力で通信ができるようになっています。この技術を開発したのがサイコンやパワー計の開発会社として有名なガーミンであり、サイコンで心拍数やスピード・ケイデンス・パワーを測ることなどに使用されています。

このANT+は「規格」として定められているのでガーミン以外が発売しているANT+対応の心拍センサーなどでもきちんと反応するはずです。しかし、この辺は自転車業界がいい加減なためかANT+対応となっていてもサイコンとセンサーを他社のものを組み合わせて使おうとした場合に互換性が無くて使用できないなどと言うふざけた話を聞くこともあります。

そして、私が持っているANT+対応のセンサーというのはユピテルから発売されているASG-CM31でありガーミン製ではありません。きちんとスマホに対応するのか実験してみることにしました。

先ほどのANT Radio Serviceはプリインストールされていますが、これは信号を受信できるようになるというだけなので、ほかに心拍数を計測できるアプリが必要になります。何がいいのかわからなかったのでとりあえずANT+ Demoというアプリをインストールして使ってみることにしました。

ANT+ Demo

ユピテルの心拍センサーを胸に巻きつけ、スマホとサイコンを並べて計測を開始してみるときちんと信号をキャッチして心拍数の計測を始めてくれました。成功です。心拍数の増減もサイコンと同時に変動しているところを見ると十分に使えそうです。

きちんとつかえたというだけでほっとしました。今回は心拍数を測っただけですが、ほかにもアプリによってGPSと連動してログをとれるものや、パワーの計測もできるアプリなどもあるようです。ASG-CM31ではパワーなどが測れないので、スマホを使って測れたら面白そうだなと思いました。もう少し調べていろいろと試してみようかと思います。