7月 24 2015
走行中の区間タイムを自動で計測してくれるスマホアプリについて
便利なアプリ
初めてスマートフォンを購入したときには、「スマホとロードバイクをうまく組み合わせて活用しよう」と考えました。
が、実際に使ってみると思ったほどこれといった使い道が思いつかず、結局ローラー台をしている時にスマホで動画を見たり、インターバルのアラームに使用したりするくらいでしか使用していませんでした。
しかし、最近はいいアプリも登場しているようです。そんな便利なアプリの紹介です。
そのアプリの名前は「Strava」です。(Google Playダウンロード)
このアプリはいわゆるサイコン型のアプリで、ロードバイクやランニングでの走行中に使用すると速度を表示してくれて、その走行ルートのログをとってくれるタイプのものです。
それだけならほかにもいろいろなアプリがあるのですが、このStravaが他とは違う点は「自動で区間タイムを計測してくれる」という点にあります。
通常であれば、どこかの峠を走り、そのタイムを測りたい場合は、スタート地点とゴール地点でボタンを押してその区間のタイムを計測することになります。ですが、その場合はボタンを押さなければ計測されませんので、押し忘れてしまったり、スタート地点やゴール地点がイマイチよくわからない場合などはキチンと計測できないことになります。
しかし、このアプリを走行前にスタートしていれば、GPSから現在地を見つけ出して自動的にその区間タイムを計測してくれるという機能があるのです。
また、この計測したタイムはネット上で共有される仕組みもあります。その区間のタイムをほかの人と比べてみることができたり、速い人はどのくらいのタイムで走っているのかを確認し、タイムに応じた順位を見ることもできます。
私は今まで関西ヒルクライムTTなどのネット上で、どんな峠でほかの人がタイムを測っているのかを知り、自分でもタイムを測っていました。が、このStravaではユーザーが自由に計測区間を設定できるようで、よくあるヒルクライムコース以外にも、何の変哲もないような平坦路がスプリントポイントとして計測されていたりします。「こんなところを計測している人もいるんだな」と新たな発見につながることがあります。
ただ、このアプリの欠点としてはスマホのGPSを使用してログをとる関係上、スマホのバッテリーがなくなれば計測はできないので、あまり長距離のロングライドでは使いにくいという点でしょうか。また、計測スタート地点に来ると自動で計測が開始されてしまう関係上、スタート地点で立ち止まって一息休憩してからタイムアタックした場合、その休憩時間もタイム計測されてしまう場合もあります。
そのほか、スマホでGPSを使用時に写真などをとると、どの場所で写真が撮られたかわかるようになります。アプリを使用するためにGPSを起動させた状態で例えば家で写真を撮ってネット上(twitterやfacebookなど)に公開すると家の場所が不特定多数にわかってしまうという面があるので、その点は女性などは特に注意が必要となるかもしれません。
が、それにだけ気を付けていれば非常に面白いアプリだと思います。私自身使い始めたばかりなので、もう少しいろいろな場所で試してみようかなと思います。