ロードバイクに乗るときにも呼吸が重要

呼吸法

ロードバイクに乗り始める前から運動時に呼吸が重要というのは聞いていました。しかし、特に何かの運動を極めたわけでもなく、呼吸が重要なのは知っていていもどのくらいの変化を体にもたらすのかというのは正直なところわかっていませんでした。

しかし、ロードバイクを購入し毎日ローラー台などで体を動かすようになり、また心拍数を測ることのできるサイコンを購入してからこの呼吸を見直すことになりました。

ローラー台の上でハムスターの如くペダルをクルクルと回していると非常に退屈です。音楽を聴きながらやっていることが多いのですが、目の前にある変化と言えばハンドルに取り付けたサイコンの数値の変動だけなので、自分の体をどう動かしたらサイコンの数値がどう変わるかというのを見て時間をつぶすことが多くなったのです。

そこで、注目するのが心拍数ということになります。心拍数は自分の体に負荷をかけるとその分が少し時間を置いてからですが上昇してきます。外を実走している場合は風邪の影響や坂の斜度などがその時々によって変わりますが、ローラー台の場合は外部からの影響が一定ですので自分の体にかけた負荷だけで判断することが可能なのです。

つまり簡単にいうとローラー台ではスピードを上げればその分だけ心拍数も上がり、スピードを落とせば心拍数も下がるのです。外部の環境が一切変わらないため、慣れてくるとスピードやケイデンスだけでどのくらいの心拍数になっているかというのが予想がつくくらいです。

しかし、スピードを上げても心拍数を落とす方法が存在します。それが「呼吸法」です。

心拍数がAT値を突破して無酸素領域になるほど漕いでいる場合でも、なるべく鼻から息を吸い腹式呼吸で体の空気を口から出してやることで心拍数はガクッと下がります。これは反対にいえばいかに普段の呼吸が悪いかを示しているともいえます。

つまり、ロードバイクでも口だけで息をするのではなく、腹式呼吸でしっかりと呼吸するというのが重要になるようです。

これは心拍数の話ですが、呼吸が変わって変化するものにSpO2(血中酸素濃度)というものがあります。

このSpO2はパルスオキシメーターという指先から血液の中の酸素濃度を測る器具を用いて測定しますが、通常ならば95~100%という数値が出てきます。しかし、我慢の限界まで息を止めると数値が下がってくることになります。

SpO2と呼吸法という記事によると限界まで我慢して80%という数値が出る人が、標高4000mに設定した低酸素室で普通に息をした場合にも80%という数値になったそうです。そして、そんな状態でローラー台にのっても当然フラフラになっているわけですが、しっかりとした呼吸を行うことでこの80%という数値がどんどん回復していったそうです。

やはり酸素をしっかりと取り込んで走る必要のあるロードバイクは呼吸に気を付けて体を動かす必要があるんだなと感じました。これからは呼吸にも気を付けて乗っていこうと思います。