体幹トレーニングを行う意味について

体を支える

ロードバイクに乗るには基本的にはそこまで筋力は必要とされません。しかし、全く必要ないというわけではなく、やはり必要最小限の筋肉は必要となってきます。

さて、そこでどんな筋肉をつけるかとなると最近はいろいろな人が「体幹トレーニング」をすすめてきます。そこでちょっと体幹トレーニングがロードバイクにどんなメリットを与えるのか考えてみましょう。

ま ずは筋肉について。筋肉は基本的に骨から骨についており、筋肉が収縮することによってそれに引っ張られる形で骨が動きます。一番わかりやすいのがちからこ ぶを作る上腕二頭筋などでしょう。ぐっと力を入れると筋肉が収縮して太くなり、骨が引っ張られることによって間接が曲がります。

こ れはいかにも筋肉に力を入れているとイメージしやすいのですが、これとは反対に体幹筋についてはイメージがしずらいでしょう。体幹筋は体を支えるために使 用されている筋肉なので、力を入れたとしてもちからこぶができたり、関節が曲がったりしたりしないのでわかりにくいのです。

一番体幹の筋肉を意識しやすい方法としては以下のものがあります。

背中を丸めずにまっすぐに伸ばした状態で咳をすると力が入る部分が体幹筋としてわかりやすいでしょう。これが体を支えるために必要な筋肉というわけです。

この体幹筋は先ほども出てきたように力を入れてもちからこぶなどができない筋肉で、いわゆる高負荷の筋トレを行ったとしても鍛えられません。そのために行うのが維持腹筋などの体幹トレーニングというわけです。

この体幹トレーニングを行って体幹筋を鍛えることの一番の目的は怪我や故障の予防、咄嗟の際の高負荷に耐えられる筋肉や靭帯の強化になります。決して最大パワーを高めるために行うようなものではありません。

しかし、最大パワーを高めなくとも自転車に乗っている時のパワー値には関係しています。というのはパワーの維持をどのくらいできるかに関係しているのです。つまり体幹トレーニングで姿勢を維持する機能を鍛えておけばそれだけ力の持続が可能になるのです。

これは自分の体を物に例えるとわかりやすいのかもしれません。ロードバイクに乗った自分の体もフレームの一部として考えるといいでしょう。すなわち体幹トレーニングによって自分の体の剛性を高めるというイメージです。剛性が高いほど反発力も高くなりますので、同じ力で脚を動かしていても力がペダルに伝わりやすくなるということです。逆に体幹がふにゃふにゃしていたら、どんなに脚に力を入れようともパワーロスが多いということになります。

体幹トレーニング自体は数分で行えるものですので、毎日できる範囲で続けていくのがいいでしょう。