雑誌で書かれているロードバイクの乗り方は間違っていたという話

おじぎ理論

ロードバイクに乗り始めて一番痛感したのは「自転車の乗り方が分からない」ということでした。それまではママチャリしか乗ったことが無く、しかもその乗り方は改めて意識するようなこともなく無意識に乗っていました。

しかし、ロードバイクの場合はそうはいきません。何せ数時間自転車のサドルに座りっぱなしでペダルを漕ぎ続けるわけですからそれなりの乗り方をマスターしなければいけません。はやいこと基本的な姿勢や動きをマスターすればそれだけ楽に遠くまで走りに行けるだろうと考えました。

そこで、知識を得るために本屋に打っているようなロードバイクの本や雑誌などのほか、インターネットを駆使して知識を増やしていきました。

よくロードバイクの乗り方として挙げられるものに次のようなものがあります。

  • ロードバイクの乗車姿勢は背中を滑らかなアーチを描いて(猫背の状態)体幹筋を使う
  • ビンディングペダルを使用して引き足を使う
  • ブレーキをかけるときは前輪レバーを強めに握る
  • カーブを曲がるときには外足に荷重をかける

他にもいろいろありますが、上記のものなどは結構頻繁に目にするのではないでしょうか。

これらの知識を得て「なるほど、やってみよう」と数年間試してきましたが、私の場合はどうもしっくりこない感じがありました。しかし、誰しもが言っていることなのできっと自分ができていないのだろうと考えていました。

ですが、これらの常識的な乗り方を真っ向から否定して「本当に理想的なロードバイクの乗り方」を提唱している人もいることを最近になって知りました。

堂城賢さんというもともとはMTBのプロ選手だった人が「やまめの学校」という自転車教室を主宰しています。この人は結構変わり者として知られていたようで、昔は誰一人使っていなかったMTBでの29インチのホイールを使い、ついにはそれを広めてしまったという逸話を持っています。

この堂城さんは現在は選手としてではなく自転車を教えるプロとして活動しています。その中でロードバイクの乗り方についてもレクチャーしていますが、その主張の中には「猫背禁止、引き足不要、コーナーでの外足荷重禁止」などがあります。

最近この堂城さんが出した本として『自転車の教科書』(小学館)というものがあります。この本の中で出てくるもっとも基本的なロードバイクの乗り方として堂城さん独自の「やまめ乗り」があります。これは通常の背中を丸めて乗るライディングフォームではなく、まるでお辞儀をするかのように骨盤部分で上半身を倒すようにして乗る方法が紹介されています。

おじぎ乗り

今まではあまりしっくりと来なかったロードバイク乗り方ですが、このおじぎ乗り理論はシンプルでわかりやすく理にかなっています。これからはこのやまめ乗りでロードバイクに乗ってみようかなと思います。