固定ローラー台でも転倒することがある

転倒による怪我

ロードバイクで外を走っているとどんなことが起こるかわかりません。常に危険と隣り合わせの危険なスポーツがロードバイクというものです。

実走ではいくら気を付けていても他者がぶつかってきて怪我をすることもありますので、普段から走る場合にはいかに怪我のリスクを少なくしておくかが重要になります。特にトレーニングで走る場合には怪我をするとその後回復するまでの期間も棒に振ってしまいますので注意が必要になります。

そこで怪我のリスクを少なく、自転車を使って体を動かす方法としてローラー台というものが存在します。室内でローラーの上にロードバイクを載せていますので、実走と比べれば格段に安全性が高まります。また、常に一定条件の環境を作り出してトレーニングを行えるため多くの人がローラー台トレーニングを行っています。

しかし、ローラー台と言えども絶対にけがをしないとは限りません。特に注意が必要なものとして3本ローラーがあります。

3本ローラーとは横に並べた3つのローラーの上にロードバイクを置いて、さらにその上に人間が載ってペダルを漕ぐことになります。支えになるものは一切ありませんのでバランスを崩してしまえばローラー台から落ちて、最悪の場合は転倒することもあります。このことによって3本ローラーは「もっとも危険なトレーニング器具」とまで言われることがあるくらいです。

私自身も3本ローラーで危険な目にあったことが何度かあります。普通に走っている時は自転車は安定するためいいのですが、スピードを落とした時にクリートのつけ外しを行おうとしたときなどはかなりバランスを崩しやすいように思います。転倒までは行きませんでしたが、大きく車体が傾いて、ローラーの外側に足をついたことがありました。

また、全力でもがいたときも安定性は悪くなります。私でも3本ローラーでもがいたときには90km/h以上のスピードが出ますし、速い人ではもっと出ることでしょう。しかし、全力でもがいた後、急に足を止めると自転車は安定性を失います。そのため、高速域からスピードを緩めるときは少しずつ回転数を落としていかなければ危険なのです。こちらも転倒したことはありませんが、何度も安定性が悪くなり「このまま体ごと吹っ飛んでいきそうだな」と感じたときがありました。

と、このような経験があるため3本ローラーはある程度危険性のあるものだというのは認識していました。しかし、以外にも固定ローラーで転倒してしまうというケースもあるようです。

固定ローラーは結構な重量のローラー台に後輪部分を固定するのでそうそう転倒するようなことはありません。

しかし、西加南子選手は固定ローラーで転倒してしまったとブログに記載していました。原因は「汗」だといいます。

ローラー台を使って体を動かすと風などが一切ないため大量の汗をかきます。その汗は体から垂れて床に水たまりを作ってしまいます。西選手は固定ローラーから降りるときにこの汗に滑って転んでしまったとのことです。

確かにローラー台を使うときにはマットなどをひいていますが、全力でもがいたときなどは自分でも知らないうちに遠くまで汗が飛び散り、かなり大きな水たまりを形成してしまうものです。疲れた体で安全だと思って自転車から降りたときに転倒してしまっても不思議ではないなと思いました。

私もこれからは3本ローラーだけでなく固定ローラーを使うときにも危険というものは存在すると頭に入れておく必要があるなと思いました。