ランニングのLSDをロードバイクに当てはめて考えてみた

LSD

LSDはロングスローディスタンスあるいはロングステディーディスタンスなどと呼ばれるトレーニングで、ゆっくりと一定の速度での運動を行うことで持久力を底上げしてくれる効果があるといわれています。やればすぐに効果が出るというわけではなく、長期間継続して行うことによって効果が現れるようです。

このLSDですがロードバイクでも用いられるトレーニングですが、ほかにもランニングでも頻繁に行われているトレーニング方法だそうです。私は近年はロードバイクでしか運動を行っていませんでしたが、ロードバイクでは日常生活で使用する筋肉にほとんど刺激が加わらないため少しランニングをやってみようかなと考えました。しかし、ロードバイク乗りが急にハードなランニングを行うと膝などの故障の原因となってしまうので、このLSDをメインで行おうと考えたわけです。

最初はランニング時に心拍計を用いて心拍数を135前後にして走ってみました。確かにこの心拍数レベルであればそれなりに長時間走り続けることは可能かと思いました。ですが、LSDというにはちょっときつめかなという印象もありました。スピード的には8km/h程度になります。

ネットで調べると多くの情報では大体このくらいかもう少しゆっくり程度で走ればLSDとしていいとありました。しかし、よくあるLSD理論の勘違いという記事を読んでみるとさらにもっとペースを落として走ったほうが私にはよいのではないかと思えました。

そこで、参考ページにあるようにロングジョグにならないように「止まらない程度に脚を動かす」というペースでランニングを行ってみました。

一歩一歩自然と脚が前に出るのに逆らわないように、無理に力を入れないように走ってみると思った以上に体に合うペースになります。先日のランニングでは得られなかった「これこそLSDだ」という実感のある走りになります。この状態で心拍計を見てみると心拍数は110前後を維持していました。時速にすると6km/h程度であり、下手をするとそれよりも遅いくらいの時もあります。

どれくらい遅いかというとLSDで30分かけて走った距離を普通に歩けば40~45分程度で移動できるくらい遅いのです。公園の周回コースでランニングを行ったのですが他に走っているほとんどすべてのランナーに追い抜かれてしまいました。というか早足で歩いている女性にすらも追い抜かれるくらいです。視界の先で歩いている歩行者にすらなかなか追いつけず、追い抜くときも時間がかかるため並走する距離も長くなってしまうという具合です。

しかし、こんな遅さでのランニングでも不思議と体の間隔として自分に合ったLSDペースであるという確信がありました。

ですが、このランニングでのLSDペースをロードバイクに置いてあてはめたときのことです。基本的にはLSD理論はランニングであろうがロードバイクであろうが変わりはないといわれていますので、同じペースで走る必要があるということになります。ここでいうペースというのはスピードではなく心拍数がその基準となります。

つまり私の場合はランニングでの感覚をもとにロードバイクに当てはめた場合、ロードバイクでのLSDは心拍数110ペースで走らなければいけないということになるのです。今までそこまで低い負荷で走った経験はありませんでした。

本当にそんなに遅くてもいいのかと改めて自分の感覚を疑ってみて調べてみたところ、LSDでは心拍が絶対120を超えてはいけないという意見もしっかりとあるようです。やはり、自分の感覚はそこまで的外れでもなさそうなのかなと思いました。

「心拍数110前後でロードバイクに乗る」というのは文字で書けば簡単に思えてしまいますが、実際ロードバイクにまたがればあっという間にこのくらいの心拍を越えてしまうのでまだまだ心肺機能が弱いのだろうなと思いました。ゆっくり走って鍛えることが大切だなと改めて感じています。