6月 7 2013
大阪の夜の街でアベレージ30km/hを目的に走ってみた
遠い目標
ロードバイクに乗り始めてからはとりあえず30km/hで巡航できるようになろうと一人黙々と頑張ってきました。
この巡航はある程度達成できるようになってきたので、次は35km/hが目標となりました。しかし、それとは別にアベレージでも30km/hを達成しておきたいという気持ちがありました。
単純に考えれば30km/hで巡航できれば簡単にアベレージも30km/hいけそうなきがします。しかし、問題は私の住む地域が大阪ということでした。
大阪には非常に信号が多いのです。一度停まれば次に再スタートを切った時には視界上にある信号が赤に変わるのが目に見えています。このように頻繁に信号があるため、どうしても信号で停車する機会が増えてしまい、結果として30km/hで走っていては到底アベレージが伸びないのです。
ですが、先日自転車旅行に行ってから以前よりも平地は走れるようになってきているように感じていたので、ここらで一度アベレージ30km/hを目指して走ってみることにしました。
コースは大阪市内から東大阪市に行く22kmの道です。基本的には今里筋を北に進んでいき、今里の交差点で右折し東に進み外環状線まで行き、そこから外環を再び北に進んでいきます。帰りも基本的には同じルートを逆走していきます。
この日の風は北東の風です。行きの時刻が夜の8時から9時まで走り、帰りが10時半から11時半という時間帯に走ることになりました。ちなみにこの行きと帰りの間には夕食を食べることにして、結構がっつりと食べてしまいました。
以下がその走行データです。
往路
メインギア | 50×17T |
走行距離 | 20.4km |
走行時間 | 0:42:11 |
平均速度 | 29.1km/h |
最高速度 | 40.6km/h |
平均心拍 | 150 |
最高心拍 | 173 |
平均ケイデンス | 77 |
最高ケイデンス | 109 |
復路
メインギア | 50×15T |
走行距離 | 21.8km |
走行時間 | 0:44:40 |
平均速度 | 29.4km/h |
最高速度 | 44.1km/h |
平均心拍 | 155 |
最高心拍 | 176 |
平均ケイデンス | 67 |
最高ケイデンス | 103 |
考察
結果としてアベレージ30km/hは達成できませんでした。非常に残念です。
行きは時間が8時台ということで少し交通量がある状態でした。それでも7時台よりは圧倒的に走りやすい環境だったと思います。
北東からの風だったため基本的には向かい風基調になっていたのですが、思ったよりもスピードが出てくれたおかげで大体巡航速度は35~36km/hというところでしょうか。割と信号に引っかかる率も低かったように思います。しかし、アベレージは29.1km/hと足りませんでした。
帰りは追い風基調になるはずなので期待がかなり膨らんでいました。しかし、結果は29.4km/hと思ったよりも伸びませんでした。
原因は時間帯の遅さにあるのではないかと思います。というのも夜の10時半を過ぎて走り始めたためか、交通量は少なかったのですが、車のスピード超過を防止するためにかやたらと信号の変わる感覚が速く頻繁に止まってしまったのです。視界に見える4つの信号にすべて引っかかっていくということもあり、そのたびにアベレージは低下していってしまいました。
個人的には夜遅めのほうが交通量が少なくて速くなるだろうという予測を立てていましたが、逆に車の通りがあるほうがドラフティングを利用できるという面もあるのであまり遅すぎてもアベレージを伸ばす要因としてはイマイチなのかもしれないと思いました。
さて、今回アベレージ30km/hは達成できませんでしたが、帰りなどは次々と信号に引っかかる前にはそれなりのペースで走れていたことも事実です。
そこから得られた経験として大阪の町中のように信号の多いところでアベレージ30km/hを達成するにはおおよそ38km/h以上の巡航速度で走る必要があるだろうということです。信号待ちの時間も含めると約1時間の走行で常に38km/h以上を保って走るというのはなかなかハードルが高いなと改めて思ってしまいました。
しかし、かつて書いた記事でも30km/hを目指すというものがありました。その時はコースの設定や時刻などが違うため一概には言えませんが、半年ほど前に30km/hを目指して走った時のアベレージは27.9km/hだったようです。
そこから考えると今のほうが多少なりとも速くなっているのだなとわかります。冬の間は結構サボっていたので、やはり速くなったのは連日長距離を走った自転車旅行の影響が大きいのではないだろうかと思いました。自転車を速く走れるようになるためにはこの「連日で長距離を走る」というのが大切なのだなと改めて感じました。これからはなるべく連休などは続けて走るようにしていこうと思います。