ロードバイクにヒートテックは向いていない

汗冷えする

先日アウグーリオの住田さんと話した時のこと。だんだんと寒さが増してきていたのでロードバイクに乗るときのインナーについての話になりました。

ちょうど半袖では寒すぎるがジャケットを着ていくと暑さを感じるという時期のため、何かいいウェアはないかなと思っていたのですが、住田さんのブログの中に「ヒートテック系はお勧めできない」とあったのです。

ヒートテックの何がダメなのかと尋ねると次のような答えが返ってきました。ヒートテックは一度汗をかいてしまうと乾きにくく、その後汗冷えしてしまうというのです。

これはヒートテックの素材の中の「レーヨン」というものが関係しているのだそうです。レーヨンというのは絹に似せて作った再生繊維だそうで、光沢や手触りがよく、衣服として使用すると肌触りの良いものになるのだそうです。しかし、欠点もあり、そのうちの一つとして「吸水率が飽和しやすい」というものがあります。これはレーヨンが吸水性が高くという特徴から汗をかくと吸水率が飽和してしまい、結果として「乾くのが遅い」ということにつながっているのだそうです。

日常生活で使用する場合には冬場に大量の汗をかくことはあまりなく、吸水率が飽和することが無いので問題ないのですが、ロードバイクなどの大量の汗が出る運動時にはすぐに飽和してビチャビチャになって乾かないというケースは珍しくありません。そのため、ロードバイクでは多少保温性が低くともレーヨンが含まれていないポリエステル系のインナーを使用していたほうが、結果的には体温の低下を防ぐことができるということです。

この話を聞いた最後にこんなことも聞きました。今年ものすごい成長を見せ、世界ランキングが5位にまで上がったテニスプレイヤーの錦織選手がしていたユニクロのCMについてです。ユニクロの宣伝の一つとしてヒートテックのことをこういっていたそうです。『僕も「練習後」にヒートテックを使用しています』と。今まで特に意識して聞いていませんでしたが、運動中に使っているとは言っていなかったようです。

また、ほかの例でいうと登山家なども汗をかくのでヒートテックは使用しないとも聞いたことがあります。私の使用しているインナーもすぐに汗でぬれて乾かなくなってしまうので、一度速乾性の高いものを使ってみようかなと思います。